2009年03月13日

ジェンダー・フリー

高校生の時から理系コースだった私の周囲には、だいたいいつも9対1くらいの割合で、男性の方が多い。

そのせいか、ずっと、『男相手の方が気が楽だ。たまに女性と仕事する機会があると、妙に緊張するし、何を話せばいいか分からない』と思っていた。

ところが、ここ4年くらい、仕事のパートナーは女性ばっかりだったのだ。
最初は、女性の扱いが良く分からなくて、かなり気を遣って話すようにしていた記憶がある。
がさつな口調を直して、相手の気分を害させないように気を配り、私らしくもない丁寧な対応をした。
そうやっているうちにお互いに慣れ、軽口を言い合うようになり、今は、チーム4人の全員が女性と言う職場で、毎日楽しくやっている。

そんな状況なのに、ここ2,3日、隣のチームの手伝いで男性達と仕事をさせられている。
これがまた、うっとおしい。

隣のチームにはリーダーが不在だったために、私がリーダーとして投入された。
リーダーの仕事としては、まず、作業の洗い出しとスケジュール作成。それから仕事の割り振り。
当然、私が指示を出すことになる。
そうすると、男性達が一瞬固まる。その微妙な雰囲気が伝わってくる。
「なんで女に指示されてるんだ?」みたいな。

相手がすばらしく賢くて、尊敬できて、お慕いしたくなるような人なら、私だって低姿勢で相対するのだけど、バカでグズでノロマな輩には、同情の余地はない。
「で、何が問題なの?」
「ここ、違うでしょう」
「ちょっと説明して」
怒鳴りつけたりはしないけれど、自然と声のトーンが低くなる。

そりゃね、分かっているのよ。私にだって…

もっと煽てて、持ち上げて、褒めてあげた方が相手は気持ちよく仕事ができる、ってことくらい。
九州の男は、特にプライドが高いから、そこをくすぐる技を使った方がいい。相手がアホであればあるだけ、そういう作戦が有効だ、ってことくらい。

分かっているけど、どうしても体が拒否をする。
『アホな男のために、なんで私が愛想を振りまかなきゃならんのだ』

それに、ずっと男社会で仕事をしてきたので、今更、女らしく振舞えるか、っての。

…ああ、ジレンマ… 
自分でも損をしているのは、分かっているの…

あーあ、女の子と仕事している方が、ずっと楽しい(すっかりオヤジ体質)


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